【親が気づけないのは当たり前】我が子の発達障害に悩むあなたへ。「似ている親子」だからこそできること

生きづらさ

〜 「うちの子、もしかして…」と不安な保護者へ贈るメッセージ 〜


「どうして早く気づいてあげられなかったんだろう」と自分を責めていませんか?


👉 結論:親が我が子の発達障害にすぐ気づくのは、構造的にかなり難しい。


よっちゃん
よっちゃん

まずは「気づけなかった自分」を優しく許してあげてください。
気づけなくて当たり前。「気づかない自分」を責めないでくださいね。

また、もし「夫 (パパ) だけが、なぜか子どもの気持ちをすごく理解できている」
と感じたことはありませんか?

実はそこには、遺伝的要因と 似ている親子だからこそ の素敵な理由が隠されています。

この記事では、“親が気づきにくい理由” や “二次障害の本質”、そして
“親子で似ているからこそ、誰よりも分かることがある”、について優しく解き明かしていきます。

18〜27分

▶︎ 人は、何歳になっても学び直せます。
 私は30年以上現場で指導していますが、子どもに対する見方を間違えていた時期がありました。


  1. 親が我が子の特性に気づきにくい “3つの理由”
    1. 第1子の育児は “比較対象” が身近にいないから
    2. きょうだいとの差を個性や性差として受け止めるから
    3. 親自身の経験と重ねて「自分もそうだった」と考えるから
  2. “気づけなかった=親として失格” ではありません
    1. “発達障害かどうか” だけではなく “今、困っていること” に目を向ける
    2. “遺伝する=親のせい” ではありません
    3. 似ている親子だからこそ、分かることがある
  3. 「なぜ夫は子どもを怒らずにあんなに上手に対応できるの?」
    1. 「なんでパパは分かるの?」
    2. パパ=子どもの気持ちの翻訳者
    3. 夫婦それぞれの “分かり方” を強みにする
  4. 発達障害の「早期発見」は、子どもを変えるためではありません
    1. 『治療 (治す)』ではなく『理解と環境調整』
    2. 早めに相談することの意味
  5. 『二次障害』とは、”合わない靴を履き続ける” ようなもの
    1. 環境が合わないと、心身の負担が積み重なる
    2. お父さんが “通訳者” になったスーパーでの出来事
  6. 「様子を見ていい?」と迷ったときの3つのサイン
    1. 子ども本人がつらそう
    2. 家庭生活が回らなくなっている
    3. 「どう対応したらいいか分からない」が続いている
  7. 診断があってもなくても、今日からできることがある
  8. 気づくことは、過去を責めるためではなく、これからを楽にするため
    1. 子どもの行動の理由を知りたい方は
    2. 声かけを変えてみたい方は
    3. 感覚の問題が気になる方は
    4. 安心すると挑戦できる理由を知りたい方は
    5. 保護者自身 (あなた) が疲れているなら

第1子の育児は “比較対象” が身近にいないから

初めての育児では、すべてが

  • 「そういうものなのかな?」

で過ぎていきます。

比較基準がない中で、異変に気づくことは不可能です。

親は、昨日の我が子と今日の我が子を見ています。

  • 「昨日より少しできるようになった」
  • 「前より言葉が増えた」
  • 「少しずつ慣れてきた」

そんな小さな成長を毎日見ているからこそ、
同年代の子どもとの違いを客観的に捉えることが難しい場合があります。


きょうだいとの差を個性や性差として受け止めるから

上の子と違っても、

  • 「男の子 (女の子) だから」
  • 「この子の性格だから」

と受け止めるのは、親として自然で温かい接し方ですね。


親自身の経験と重ねて「自分もそうだった」と考えるから

  • 「自分も子どもの頃そうだったし…」
  • 「成長すればなんとかなる」

と感じるのはごく自然な感覚。

我が子を、自分の延長線上として愛している証拠でもあります。

👉 もちろんそれは悪いことではありません。

むしろ、自分自身の経験が、
子どもの感じ方を理解する手がかりになることがあります。


👉 子どもの発達の特徴は、成長の中で少しずつ見えてくることがあります。

しかも、親にとって我が子は “生まれたときから知っている存在” です。
そのため、他の子との違いを客観的に捉えることは、決して簡単ではありません。


“発達障害かどうか” だけではなく “今、困っていること” に目を向ける

困りごとはありますか?
これは、診断名を決めることが目的ではありません。

👉 子ども自身が困っていたり、家庭や園・学校で生活しづらさが生じていたりする
  場合には、早めに専門機関へ相談することも大切です。

診断のためだけではなく、
あなたが我が子に合った “関わり方を知るために” 相談することもできます。


“遺伝する=親のせい” ではありません

ADHDやASDには、遺伝的な要因が関係していることが知られています。

ただし、「親に特性があるから、子どもにも必ず現れる」という単純なものではありません。
発達の特徴には、遺伝的な要因だけでなく、さまざまな要因が関係しています。


似ている親子だからこそ、分かることがある

世間の大人が「なんでこの子はこうなの?」と理解できない場面でも、あなただったら、

  • 「あ、その気持ち分かる…」
  • 「ここでパニックになるよね…」

と、感覚レベルで我が子の気持ちに寄り添えるときがあると思います。

👉 似ているからこそ、
  誰よりも我が子の “しんどさ” に気づける親になれることがあります。

「自分も子どもの頃、同じように感じていた…」
その記憶は、子どもを理解するための大切な手がかりになります。


「なんでパパは分かるの?」

真面目にお子さんと向き合っていて、

  • 「自分だけが子どもの気持ちを分かってあげられない…」
  • 「夫と子どもの世界に入れない…」

と寂しさを感じたことがありますか?


パパ=子どもの気持ちの翻訳者

でもそれは、パパ自身が、似た経験をしてきたからかもしれません。

あるいは、長く子どもを観察する中で、パパなりの「分かり方」を身につけたのかもしれません。

👉 パパは、子どもの気持ちを “翻訳してくれる人” になれることがあるんです。


夫婦それぞれの “分かり方” を強みにする

  • お母さんは『現実的なサポートや環境調整』
  • お父さんは『感覚の理解と共感』

それぞれの強みを活かせば、『最強のチーム』になれますね。


👉 一般の病気 (がんや感染症など) の「早期発見・早期治療」と、
 発達障害の「早期発見・早期対応」とでは本質が異なります。


『治療 (治す)』ではなく『理解と環境調整』

発達障害の早期発見は、子どもを普通に変えるためではありません。
子どもが過ごしやすいように、周囲の大人がサポート方法 (環境) を早く知るため
のものです。


早めに相談することの意味

👉 発達特性そのものだけではなく、本人に合わない環境や、
  理解されない状態が長く続くことによって、心身の負担が大きくなることがあります。

  • 「周りに理解してもらえない」
  • 「どうして自分だけ上手くできないんだろう」

というストレスが重なるためです。

困っていることを早く見つけて、環境を調整することなんですね。


環境が合わないと、心身の負担が積み重なる

『二次障害』という言葉を聞くと、なんだか少し怖い響きがしますよね。
でも、難しいことではありません。

👉 シンプルに言うと、自分に合わない環境で頑張りすぎた結果、
  心が疲れ切ってしまうことです。

例えるなら、サイズが合わないきつい靴を履き続けている状態、をイメージしてみてください。

靴が足に合わない (特性と環境が合っていない) まま毎日走り続けると、
足にマメができたり、痛くて歩けなくなったりしてしまいますよね。

👉 この痛くて歩けない状態 (不登校、強い不安、自信の喪失、体の不調など) のこと
 を、専門用語で『二次障害』と呼びます。

大切なのは、「靴のサイズを無理やり足に合わせること (子どもを普通に矯正すること)」
ではありません。

この子に合ったサイズの靴 (環境やサポート) を用意してあげること。
これさえできていれば、子どもは自分らしく、元気に歩み続けることができます。


お父さんが “通訳者” になったスーパーでの出来事

スーパーでの買い物の最後。
5歳のAくんが突然床にひっくり返り、大号泣してパニックになりました。

お母さんは、

  • 「お菓子が欲しくてわがままを言っているのかな?」
  • 「さっきダメって言ったから怒っているのかな?」

と焦り、必死にあやしたりなだめたりしますが、Aくんは余計パニックに。
そこへ遅れてやってきたお父さん。 泣き叫ぶ我が子を一目見るなり、冷静に一言。

「お母さん、お菓子じゃないよ」
「Aは、光や音の刺激が重なって限界になったんだと思うよ」

そしてお父さんは、慣れた手つきでAくんを店の外 (静かで少し暗い場所) へ連れ出しました。
すると、あんなに激しかったパニックが、ものの数分で嘘のようにピタッと収まったのです。

お母さんは呆然…。
「どうして理由が分かったの…?」と尋ねると、お父さんは不思議そうにこう答えました。

「え? だって…」
「自分も子どもの頃、スーパーのレジの前に立つと頭が割れそうに痛かったから」
「言葉にできないとパニックになるよね」

お母さんには わがまま に見えた行動。
でも、お父さんには もうこれ以上は無理というSOS に見えていました。

同じ子どもを見ていても、大人によって見えるものが違うときがあります。
大切なのは、どちらが正しいかを決めることではありません。

「この行動の奥には、何があるんだろう?」
そう考えられる大人が一人増えるだけで、子どもの世界は変わるんですね。


子ども本人がつらそう

  • 園や学校に行くことを嫌がる
  • 強い不安が続く
  • 疲れ切っている
  • 自信をなくしている

家庭生活が回らなくなっている

  • 睡眠
  • 食事
  • 着替え
  • 外出
  • 癇癪・パニック

などに大きな困難が続いている。


「どう対応したらいいか分からない」が続いている

困っているのは子どもだけではありません。

親が困っていることも、相談していい理由です。


気づくのが遅かったとしても、あなたの愛情が薄かったわけではありません。
そして、これから気づくことにも意味があります。

  • 「どうしてできないの?」ではなく、「何があれば、この子はできるんだろう?」
  • 「どうして怒るの?」ではなく、「何がつらかったんだろう?」

そんなふうに見方を少し変えるだけでも、親子の関係は変わっていきます。

正解を探し続けなくても大丈夫ですよ。

👉 似たところも、違うところもある親子だからこそ、この子に合う方法を、
  一緒に探していけばいいんです。


子どもの行動の理由を知りたい方は

▶︎ こちらの記事が、きっと参考になります。


声かけを変えてみたい方は

▶︎ こちらの記事が、きっと参考になります。


感覚の問題が気になる方は

▶︎ こちらの記事が、きっと参考になります。


安心すると挑戦できる理由を知りたい方は

▶︎ こちらの記事が、きっと参考になります。


保護者自身 (あなた) が疲れているなら

▶︎ こちらの記事が、きっと参考になります。


😊 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


▶︎ もしよければ、こちらの記事も参考にしてみてください。


▶︎ ここまで読んでくださった方には、ぜひ次の記事も読んでいただきたいです。

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只今、準備中です。しばらくお待ちください。


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