発達特性のある子の “できる日、できない日” の理由?|大人が知るべき4つの視点

見え方が変わる

『 なぜ急にできなくなるのか?発達特性のある子どもの “波” の正体! 』
〜 見え方がかなり変わる (7)〜


「昨日はできたのに、今日はできない」

発達特性のある子どもを指導していると、こんな場面に何度も出会いますよね?

  • さっきまでうまくいっていたのに、急に崩れる…
  • 練習ではできたのに、本番になるとできない…

そのたびに、“どうして安定しないのか” と悩むこともあるかもしれません。
しかし、この “できる日・できない日” の波は、“気分” や “やる気” の問題ではないんです。

そこには、

  • 脳の働き
  • 感覚の負荷
  • 環境との相性
  • 安心感

など、いくつもの要因が関係しています。

そこで今回は、発達特性のある子どもに起こる “波の理由” を整理しながら、
大人 (指導者・保護者) としてどのように向き合えばよいのかを解説します。

9〜14分

▶︎ 人は、何歳になっても学び直せます。
 私は30年以上現場で指導していますが、子どもに対する見方を間違えていた時期がありました。


👉 発達特性のある子どもは、脳の働き方に偏りやゆらぎがあります。

  • 注意の向きやすさ
  • 情報の処理速度
  • 感覚の受け取り方
よっちゃん
よっちゃん

これらは、日によってだけでなく、同じ日の中でも大きく変わることがあります。

👉 つまり “できない” のではなく、その瞬間は “処理が追いついていない状態” なんです。


▶︎ 少し視点は変わりますが、こちらの記事もヒントになります。


感覚の負荷は目に見えない

👉 私たちが気づかないところで、子どもは多くの刺激を受けています。

  • 周りの音
  • 人との距離
  • 身体への接触
  • 光や空間の広さ

👉 こうした感覚の負荷が積み重なると、
  脳はそれだけでエネルギーを使い切ってしまいます。

その結果、昨日はできたことが、今日はできないという状態が起こるんです。


▶︎ 関連する内容として、こちらがおすすめです。


“できた” は “再現できる” とは限らない

👉 一度できたことは、次もできるとは限りません。

特に発達特性のある子は、

  • 無意識にできた
  • 偶然条件がそろった
  • 周囲のサポートが自然に合っていた

こうした要因によって、できた (できちゃった) 経験が少なからずあります。

👉 つまり、”できた経験” と “できる力” は、まだ一致していない段階とも言えます。


▶︎ 少し視点は変わりますが、こちらの記事もヒントになります。


👉 子どもはとても繊細に、その場の空気を感じ取っています。

  • 今日は怒られそうな雰囲気
  • 周りと比べられている感じ
  • 失敗できない空気

こうしたわずかな緊張が、身体の動きや判断に大きく影響します。

👉 逆に言えば、安心できる日は、力を出しやすいということなんです。


▶︎ 実際の現場で何度も感じてきたことを、こちらの記事にまとめています。


現場でよくある瞬間

  • 練習ではできたのに、本番で崩れる
  • 一人だとできるのに、集団になるとできない
  • 調子がいい日は驚くほどスムーズにできる

これらはすべて気分ではなく、条件の違いによって起きている現象なんです。


▶︎ 関連する内容として、こちらの記事も参考にしてみてください。


大人 (指導者・保護者) ができること

この “できる日・できない日” に対して、最も大切な視点がひとつ。
それは、『安定させようとしすぎないこと』です。

大事なのは、

  • できない日を責めないこと
  • 波があることを前提にすること
  • できた日を丁寧に積み重ねること

そして、”今日はできない日かもしれない” と受け止める大人の余裕です。


▶︎ もしかするとその「できない」は、間違った関わりが原因かもしれません。


👉 子どもは、いつも同じ状態で立っているわけではありません。

見えないところで、

  • 調整し
  • 踏ん張り

そして、バランスを取っているんです。

その中で、できる日もあれば、できない日もある。
その姿は後退ではなく、揺れながら進んでいる証拠なんです。


▶︎ このテーマをより深く理解したい方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。


私たちにできるのは、その波を無理に消すことではなく、
波の中でも安心していられる場所をつくることです。

👉 子どもは、できない日を重ねながら、できる日へと近づいていきます。


この続きは、次の記事でさらに深くお伝えします。

次回は、“発達特性のある子が安心する、指導者の共通点” をお話しします。
これは、長く子どもと関わってきた指導者ほど、「なるほど」と感じる内容だと思います。

あなたもここを知ることで、指導の見え方がかなり深くなります。


😊 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


▶︎ ここまで読んでくださった方には、ぜひ次の記事も読んでいただきたいです。


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