『 なぜ急にできなくなるのか?発達特性のある子どもの “波” の正体! 』
〜 見え方がかなり変わる (4)〜
「昨日はできたのに、今日はできない」
発達特性のある子どもを指導していると、こんな場面に何度も出会いますよね?
さっきまでうまくいっていたのに、急に崩れる。
練習ではできたのに、本番になるとできない。
そのたびに、
どうして安定しないのか と悩むこともあるかもしれません。
しかし、この できる日・できない日 の波は、気分 や やる気 の問題ではないんです。
そこには、
- 脳の働き
- 感覚の負荷
- 環境との相性
- 安心感
など、いくつもの要因が関係しているんです。
そこで今回は、発達特性のある子どもに起こる 波の理由 を整理しながら、
大人(指導者・保護者)としてどのように 向き合えばよいのか を解説します。
▶︎ この記事は、30年以上、4歳児から高齢者まで指導してきた現場経験をもとに書いています。
脳の処理は “常に一定” ではない
発達特性のある子どもは、脳の働き方に 偏りやゆらぎ があります。
- 注意の向きやすさ
- 情報の処理速度
- 感覚の受け取り方
これらは、日によって だけでなく、

同じ日の中でも 大きく変わることがあるんです。
👉 つまり、できない のではなく、
その瞬間は 処理が追いついていない状態 なんです。
▶︎ 少し視点は変わりますが、こちらの記事もヒントになります。
感覚の負荷は目に見えない
私たちが気づかないところで、子どもは多くの 刺激 を受けています。
- 周りの音
- 人との距離
- 身体への接触
- 光や空間の広さ
こうした 感覚の負荷 が積み重なると、
脳はそれだけでエネルギーを 使い切って しまいます。
👉 その結果、昨日はできたことが、今日はできない という状態が起こるんです。
▶︎ 関連する内容として、こちらもおすすめです。
“できた” は再現できるとは限らない
一度できたことは、次もできるとは限りません。
特に発達特性のある子は、
- 無意識にできた
- 偶然条件がそろった
- 周囲のサポートが自然に合っていた
こうした要因によって、できた(できちゃった) 経験が少なからずあります。

つまり、できた経験 と できる力 は、まだ一致していない段階 とも言えます。
安心感の揺らぎがパフォーマンスを変える
子どもはとても繊細に、その 場の空気 を感じ取っています。
- 今日は怒られそうな雰囲気
- 周りと比べられている感じ
- 失敗できない空気
こうした わずかな緊張 が、身体の 動き や 判断 に大きく影響します。
逆に言えば、

安心できる日 は、力を出しやすい ということなんです。
▶︎ 実際の現場で何度も感じてきたことを、こちらの記事にまとめています。
現場でよくある瞬間
- 練習ではできたのに、本番で崩れる
- 一人だとできるのに、集団になるとできない
- 調子がいい日は驚くほどスムーズにできる

これらはすべて 気分 ではなく、条件の違い によって起きている現象なんです。
大人(指導者・保護者)ができること
この できる日、できない日 に対して、最も 大切な視点 はひとつです。
👉 安定させようとしすぎないこと。
大事なのは、
- できない日を責めないこと
- 波があることを前提にすること
- できた日を丁寧に積み重ねること
👉 そして、今日はできない日かもしれない と受け止める余裕なんです。
おわりに
子どもは、いつも同じ状態で立っているわけではありません。
見えないところで、
- 調整し
- 踏ん張り
そして、バランスを取っているんです。
その中で、できる日 もあれば、できない日 もある。

その姿は 後退 ではなく、揺れながら 進んでいる証拠 なんですね。
▶︎ もしかすると、その「できない」は間違った関わりが原因かもしれません。
まとめ
私たちにできるのは、その波を 無理に消す ことではなく、
波の中でも安心 していられる場所を つくる ことなんです。
👉 子どもは、できない日 を重ねながら、できる日 へと近づいていくんです。
この続きは、次の記事でさらに深くお伝えします。
次回は、
“発達特性のある子が安心する、指導者の共通点” をお話しします。
これは、長く子どもと関わってきた指導者ほど、「なるほど」と感じる内容だと思います。
あなたもここを知ることで、指導の見え方がかなり深くなります。
😊 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
▶︎ ここまで読んでくださった方には、ぜひ次の記事も読んでいただきたいです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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