『 なぜ急にできなくなるのか?発達特性のある子どもの “波” の正体! 』
〜 見え方がかなり変わる (7)〜
「昨日はできたのに、今日はできない」
発達特性のある子どもを指導していると、こんな場面に何度も出会いますよね?
- さっきまでうまくいっていたのに、急に崩れる…
- 練習ではできたのに、本番になるとできない…
そのたびに、“どうして安定しないのか” と悩むこともあるかもしれません。
しかし、この “できる日・できない日” の波は、“気分” や “やる気” の問題ではないんです。
そこには、
- 脳の働き
- 感覚の負荷
- 環境との相性
- 安心感
など、いくつもの要因が関係しています。
そこで今回は、発達特性のある子どもに起こる “波の理由” を整理しながら、
大人 (指導者・保護者) としてどのように向き合えばよいのかを解説します。
▶︎ 人は、何歳になっても学び直せます。
私は30年以上現場で指導していますが、子どもに対する見方を間違えていた時期がありました。
脳の処理は “常に一定” ではない
👉 発達特性のある子どもは、脳の働き方に偏りやゆらぎがあります。
- 注意の向きやすさ
- 情報の処理速度
- 感覚の受け取り方

これらは、日によってだけでなく、同じ日の中でも大きく変わることがあります。
👉 つまり “できない” のではなく、その瞬間は “処理が追いついていない状態” なんです。
▶︎ 少し視点は変わりますが、こちらの記事もヒントになります。
感覚の負荷は目に見えない
👉 私たちが気づかないところで、子どもは多くの刺激を受けています。
- 周りの音
- 人との距離
- 身体への接触
- 光や空間の広さ
👉 こうした感覚の負荷が積み重なると、
脳はそれだけでエネルギーを使い切ってしまいます。

その結果、昨日はできたことが、今日はできないという状態が起こるんです。
▶︎ 関連する内容として、こちらがおすすめです。
“できた” は “再現できる” とは限らない
👉 一度できたことは、次もできるとは限りません。
特に発達特性のある子は、
- 無意識にできた
- 偶然条件がそろった
- 周囲のサポートが自然に合っていた

こうした要因によって、できた (できちゃった) 経験が少なからずあります。
👉 つまり、”できた経験” と “できる力” は、まだ一致していない段階とも言えます。
▶︎ 少し視点は変わりますが、こちらの記事もヒントになります。
安心感の揺らぎがパフォーマンスを変える
👉 子どもはとても繊細に、その場の空気を感じ取っています。
- 今日は怒られそうな雰囲気
- 周りと比べられている感じ
- 失敗できない空気

こうしたわずかな緊張が、身体の動きや判断に大きく影響します。
👉 逆に言えば、安心できる日は、力を出しやすいということなんです。
▶︎ 実際の現場で何度も感じてきたことを、こちらの記事にまとめています。
現場でよくある瞬間
- 練習ではできたのに、本番で崩れる
- 一人だとできるのに、集団になるとできない
- 調子がいい日は驚くほどスムーズにできる

これらはすべて気分ではなく、条件の違いによって起きている現象なんです。
▶︎ 関連する内容として、こちらの記事も参考にしてみてください。
大人 (指導者・保護者) ができること

この “できる日・できない日” に対して、最も大切な視点がひとつ。
それは、『安定させようとしすぎないこと』です。
大事なのは、
- できない日を責めないこと
- 波があることを前提にすること
- できた日を丁寧に積み重ねること

そして、”今日はできない日かもしれない” と受け止める大人の余裕です。
▶︎ もしかするとその「できない」は、間違った関わりが原因かもしれません。
おわりに
👉 子どもは、いつも同じ状態で立っているわけではありません。
見えないところで、
- 調整し
- 踏ん張り
そして、バランスを取っているんです。

その中で、できる日もあれば、できない日もある。
その姿は後退ではなく、揺れながら進んでいる証拠なんです。
▶︎ このテーマをより深く理解したい方は、こちらの記事もぜひ読んでみてください。
まとめ|大切な視点

私たちにできるのは、その波を無理に消すことではなく、
波の中でも安心していられる場所をつくることです。
👉 子どもは、できない日を重ねながら、できる日へと近づいていきます。
この続きは、次の記事でさらに深くお伝えします。
次回は、“発達特性のある子が安心する、指導者の共通点” をお話しします。
これは、長く子どもと関わってきた指導者ほど、「なるほど」と感じる内容だと思います。
あなたもここを知ることで、指導の見え方がかなり深くなります。
😊 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
▶︎ ここまで読んでくださった方には、ぜひ次の記事も読んでいただきたいです。
▶︎ 広告:塩分やカロリーに配慮して管理栄養士がレシピからメニューまで設計した”冷凍惣菜”をご自宅まで宅配便でお届けします。買い物や料理の手間を省きたいとき、家族の食事の作り分けが大変なとき、急な不在時にも便利に使えます。

▶︎ 広告:フリースクール、通信制サポート校も運営をしており、不登校支援、発達障害による学習支援において、専門的な知見を持った対応が可能。











コメント