なぜスポーツ界にはADHD気質の人が多いのか?研究と現場から見えた4つの理由

見え方が変わる

『 学校では “落ち着きがない子”。でも、運動の場では “才能のある子” 』
〜 見え方がかなり変わる(1)〜


「落ち着きがない」
「じっとしていられない」
「すぐ動いてしまう」

学校では、そんなふうに注意されることが多い子がいます。

しかし、同じ子が運動の場では驚くほど 生き生き と動く。

そんな場面を、多くの指導者が経験しています。

実はスポーツの世界では、ADHDの特性 を持つ人が多いのではないか?

と以前から言われてきました。

  • エネルギーの高さ
  • 瞬間的な判断力
  • 好きなことへの強い集中力

そして、運動そのものが 脳を整える 働き。


これらの 要素が重なる ことで、

学校では 困りごと として見られていた特性が、スポーツでは 強み として現れることがあります。

さらに運動の場は、「できた!」という経験を通して、

子どもの 自己肯定感を取り戻す場所になる ことがあります。

その時々で、大きな役割を担っているのが、運動指導者(先生・コーチ)の存在 なんです。


そこで今回は、

“なぜスポーツ界にADHD気質の人が多いと言われるのか?” を、

研究と現場の経験の両方から、4つの視点 でお話しします。

これをあなたにお伝えすることで、現場の理解が かなり深まる と思います。

9〜13分

▶︎ この記事は、30年以上、4歳児から高齢者まで指導してきた現場経験をもとに書いています。


よっちゃん
よっちゃん

研究や現場の経験から、主に4つの理由 が指摘されています。

エネルギーの高さが武器になる!

ADHDの特性の一つに、多動性(エネルギーの高さ) があります。

学校では、

  • 落ち着きがない
  • 座っていられない
  • 動き回る

と注意されやすいですが、スポーツではそれが

  • 行動力
  • 瞬発力
  • 挑戦心

として働きます。

よっちゃん
よっちゃん

つまり、欠点 とされる特性が、競技では 長所 になるんですね。


▶︎ もしよければ、こちらの記事も参考にしてみてください。


瞬間判断が強い!

ADHDの人は、

  • 反応が速い
  • 考えるより先に体が動く

という特徴があります。

これは、

  • 球技
  • 格闘技
  • 瞬発競技

などで、有利に働きます。

もちろん 衝動性の調整 は必要ですが、

スピード感のある競技では大きな武器 になります。


興味があることには強烈に集中する!

ADHDには、過集中(ハイパーフォーカス) と呼ばれる状態があります。

興味のあることには、

  • 長時間集中できる
  • 反復練習が苦にならない
  • 技術研究を続けられる

という特徴が出ることがあります。

そのため、好きな競技に出会うと急激に伸びる ことがあるんですね。


▶︎ 関連する内容として、こちらもおすすめです。


身体活動で脳が整う!

これは近年かなり研究が進んでいる部分です。

運動をすると脳内で、

  • ドーパミン
  • ノルアドレナリン

といった物質が増えます。

これらは、ADHDで不足しやすい 神経伝達物質 です。

つまり運動は、ADHDの脳を整える効果がある と考えられているんです。


学校では 落ち着きがない子 と見られていた子が、運動の場では 生き生きする ことがあります。

これは珍しいことではありません。

むしろ多くの指導者が 経験 しています。


よっちゃん
よっちゃん

実は、運動指導の現場に立つあなたは、
発達特性のある子が、自己肯定感を取り戻す場所 をつくれる存在なのです。

学校では、

  • 注意される
  • 叱られる
  • 比較される

ことが多かった子が、運動の場で「できた!」を 経験 すると、

その子の人生の 流れが変わる こともあります。


落ち着きがない」と言われてきた子どもたちは、

本当は 動くことで力を発揮する子ども なんです。

学校では困りごと として見られていた特性が、運動の場では強み として現れることがあります。

大切なのは、その子の特性を 抑えること ではなく、活かせる場所 に出会うこと。

運動の場で「できた!」を経験したとき、子どもの 表情が変わる 瞬間があります。

そのとき子どもは、ただ 運動ができた のではなく、

自分にもできることがある と感じています。

スポーツは、技術を身につける場であると同時に、

子どもが 自分を信じ直す場所 になることがあるんです。

その経験が、その子の人生を支える 小さな自信の種 になることもあるんです。

そして、その場をつくっているのが、

日々子どもたちと向き合っている 運動指導者(先生・コーチ)の存在 なんです。


この続きは、次の記事でさらに深くお伝えします。

次回は、“発達特性のある子は、なぜ運動が苦手なことも多いのか” をお話しします。
実はここに、“運動指導者しか気づけない理由” があります。

ここを知ると、指導の見え方がかなり深くなります。

▶︎ ここまで読んでくださった方には、ぜひ次の記事も読んでいただきたいです。


最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


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