なぜ”並ぶこと”が難しいのか?|発達特性のある子どもへの関わり方

生きづらさ

主な背景は3つです。

  1. 見通しのなさ:「何で?」「いつまで?」が分からないため、不安が高まっているから。
  2. 感覚負荷:前後左右からの接触、ざわつき、笛の音などで疲労しているから。
  3. 暗黙のルール理解が困難:「ちゃんと」「間をあけて」など抽象的表現が分かりにくいから。
よっちゃん
よっちゃん

結論として、ふざけ・割り込み・離脱の多くは、不安を下げる行動なんです。

6〜10分

▶︎ 人は、何歳になっても学び直せます。
 私は30年以上現場で指導していますが、子どもに対する見方を間違えていた時期がありました。


👉 子どもたちの行動には、いつもことばにならない声が隠れています。

  • 急に泣き出す
  • 大きな声を出す
  • 順番が変わると動けなくなる

そのどれもが、「困らせよう」としているのではなく、
伝えようとしている “ことばの代わり” なんです。


▶︎ 関連する内容として、こちらがおすすめです。


“並ぶこと” を “構造化 (見える化) ” する

  • 床に足型マーク・色テープで立ち位置を固定する
  • 「ここに両足を置く」と具体的に指示する
  • 並ぶ前に今日の流れを3工程で提示する

👉 声かけ例:

  • 「青い足マークに、つま先をそろえる」
  • 「10秒だけ立つよ」

時間を区切る (終わりを保証) ?

  • 10秒・20秒など短時間→成功→延長
  • タイマーでカウントを可視化

👉 声かけ例:

  • 「今は15秒チャレンジ」
  • 「終わったらボール!」

“待つ” より “チャレンジ” に言い換えると、動機づけになります。


役割で安定させる

  • 先頭固定係
  • 列の幅チェック係
  • カウント係

役割は、衝動の出口になります。


身体から整える

並ぶ前に、

  • その場ジャンプ10回
  • 壁押し5秒
  • マットでゴロゴロ

『感覚欲求』を先に満たすと、並びやすくなりす。


NG対応を避ける

❌ 「ちゃんと並びなさい!」
❌ 「みんなできてるでしょ!」

抽象的+比較 は、不安を強めてしまいます。

⭕ 「青の後ろ、腕1本ぶんあける」
⭕ 「今できた、足そろったね」


▶︎ 関連する内容として、こちらもおすすめです。


STEP1:5秒立てる
STEP2:前を向く+10秒
STEP3:手を横にして間隔確認
STEP4:静止+話を聞く

いきなり、完成形 (STEP4) を求めないことが鍵です。


  1. いったん役割を与える
  2. 端ポジションへ移動 (刺激減)
  3. “整えるスペース” で30秒

罰ではなく、”自己調整の練習” として扱います。


▶︎ もしよければ、こちらの記事も参考にしてみてください。


👉 並ぶことは、規律の問題に見えますが、本質は “不安 × 感覚 × 予測不能” なんです。

ここでも、”動かす対象” から “感じる存在” へ、が重要です。
この視点で “並ぶこと” を見ると、声のトーンも自然と変わっていきます。


▶︎ 「どう関わればいいのか分からない…」そう感じている方は、こちらも読んでみてください。


😊 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。


▶︎ もしよければ、こちらの記事も参考にしてみてください。


▶︎ ここまで読んでくださった方には、ぜひ次の記事も読んでいただきたいです。


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