『 何気ない一言が、その子の “自分” になる! 』
〜 見え方がかなり変わる (6)〜
子どもへの 声かけ は、毎日の生活の中に溶け込んでいます。
励ましたつもりの一言 や 思わず出てしまった 注意の言葉など、さまざまです。
けれどその言葉が、
子どもの中にどれくらい 長く残る かを、私たちはどれほど 意識 しているでしょうか?
特に発達特性のある子どもは、
感情 と 記憶 が強く結びつきやすいと言われています。
だからこそ、そのたった一言が 自分はできない という 思い込み にもなり、
逆に 自分はやれる という 支え にもなります。
そこで今回は、なぜ指導者の言葉が長く残るのか? を整理しながら、
現場で大切にしたい 言葉の渡し方 について考えていきます。
▶︎ この記事は、30年以上、4歳児から高齢者まで指導してきた現場経験をもとに書いています。
感情記憶が強く残りやすい
なぜ 指導者 の 一言 が子どもに長く残るのか?

主に 3つの理由 があります。
人の脳 は、
- 楽しかったこと
- 怖かったこと
- 恥ずかしかったこと
などの、
👉 感情 が強く動いた 出来事 を強く記憶します。
発達特性のある子は、感覚 や 感情 の反応が 強い ことがあり、
- 強く叱られた
- みんなの前で注意された
といった出来事が 長く記憶に残る ことがあるんです。
言葉をそのまま受け取る
発達特性のある子は、
- 冗談
- 比喩
- 暗黙の意味
を読み取ることが 苦手 な 特徴 を持っています。
そのため、
👉「なんでできないの?」という言葉を、文字通りの 意味 で受け取ってしまいます。
するとその子の中で、

「自分は できない子 なんだ」 という理解になってしまうんですね。
自己評価に影響しやすい
👉 子どもは 大人の言葉 で自分を理解しています。
特に、
- 先生
- 指導者(コーチ)
- 保護者
の言葉は、大変強く 影響 を与えます。
発達特性のある子は、
- 失敗経験が多い
- 注意されることが多い
そのため、そんな大人の

たった一言が、自己評価 を決めてしまうことがあるんです。
逆に言うと
👉 怖かった こと、恥ずかしかった こと、だけが影響するわけではありません。

そのときの、その、たった一言が、その子を 支える こともあるんです。
例えば、
- 「今の動き、良かったよ」
- 「君はチャレンジできる子だね」
- 「少しずつできてるよ」

こうした言葉は、子どもの中で長く残る 支え になるんです。
現場でよく起きる瞬間
多くの大人が、大人になってからも覚えているのは、
- 小学校の先生の一言
- 部活のコーチの言葉
だったりします。
あなたにも、そんな記憶があるのではないでしょうか?

では、それは、なぜだと思いますか?
👉 その理由は、体験 と 感情が 一緒に 記憶されるから なんです。
特に運動の場は、
- 体を動かす
- 仲間がいる
- 成功や失敗がはっきりする

このように、記憶 に残りやすい 環境 が 整っている んですね。
指導者が持つ大きな力
だからこそ、運動指導者は子どもの人生に 長く残る言葉 を渡せる 存在 なんです。
“安心のバトンを渡していく” という 表現 が、私はとても気に入っています。
子どもは、
- 安心できた経験
- 認められた経験

これらを持って、次の場所へ進んでいくんですね。
▶︎ この話には、もう一つ大切な視点があります。それについては、こちらの記事で触れています。
まとめ
指導は、その場で 終わる ものではありません。
そのとき交わされた言葉は、子どもの中で 何度も 思い出され、
やがて 自分とは何か を形作っていきます。
でも私たちはそのときに、完璧な言葉を 探す 必要はありません。
- その子が次の一歩を踏み出せる言葉かどうか?
- 安心して戻ってこられる言葉かどうか?
そこに 目を向ける ことが 大切 なのだと 確信 しています。
👉 子どもたちは、受け取った言葉を胸に、次の場所へ進んでいくんです。

そのとき渡しているのが、安心のバトン なんですね。
この続きは、次の記事でさらに深くお伝えします。
次回は、“負けて荒れる子はどう伸ばす?ADHDの特性を踏まえた運動指導の工夫” をお話しします。
実は私たち運動指導者が一番悩むのは、負けたときに崩れる子 です。
あなたもここを知ると、指導の見え方がかなり深くなります。
😊 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
▶︎ ここまで読んでくださった方には、ぜひ次の記事も読んでいただきたいです。
▶︎ 広告:色々な種類のおもちゃに触れさせてあげたいけど高くて買えない。





コメント