第1回:”早くして!” と怒っていた私が学んだ、子どもへの接し方

発達の凸凹な子どもたち

こんにちは、よっちゃんです。

私は運動指導の現場に立って30年以上になります。対象年齢は幅広く、4歳児から高齢の方までたくさんの方々に対して、運動の楽しさや体を動かす大切さを伝えています。専門は球技系で、その競技の普及活動や選手育成、技術指導、知識提供なども行なっています。

しかし、最近大きな気づきを得る出来事がありました!

発達障害の特性を持つかもしれない子どもに対し私は「早く並んで!」と強い口調で指示をしてしまったのです。子どもは一瞬動きを止め、表情が曇ったのを今でも覚えています。

指導の現場においては誰にでも起こり得ることですよね?

よっちゃん
よっちゃん

あなたにも経験ありませんか?

そのとき私は “自分の言葉が子どもの心にどれほど影響を与えるか” を改めて痛感しました。長年の指導経験があっても、まだまだ学ぶべきことは多いのだと気づかされました。

よっちゃん
よっちゃん

そして、未就園児や月齢の低い子・グレーゾーンといわれる子どもに対する指導の場合も同様ですね。

そこで今回は、『子どもに寄り添う指導の工夫』(最重要!)3選を、お伝えします。

この記事を読んで分かること
  1. 短く、分かりやすい言葉を10文字前後で
  2. 見たらすぐに意味が伝わる合図
  3. “急がせる” よりも「一緒にやろう」と、行動へのハードルを下げる最強の声かけ

それでは、具体的な経験談をお話しします。

8〜12分

子どもに “寄り添う” 指導の工夫

先日のレッスン中に、このような出来事がありました。

練習の準備で子どもたちを整列させようとしたとき、なかなか並べない子がいました。

私は焦る気持ちから、思わず強い口調で「早く並んで!」と声を荒げてしまいました。

その子は発達障害の特性があるかもしれず、急な指示や大きな声に敏感な反応を示すことがあります。

私が強い言い方をした瞬間、その子は動きを止め、表情も曇ってしまいました。指導者として、子どもを萎縮させてしまったことを強く反省しました。

この経験から学んだのは “子どもに合った指示の出し方” が必要ということです。

よっちゃん
よっちゃん

ついつい言ってしまいますね!でも、これからは大丈夫ですよ!


発達障害の特性を持つ子どもにとっては

短く、分かりやすい言葉

抽象語を使わない

❌ 「ちゃんと」「あとで」「少し」

⭕️ 「5分」「ここまで」「今」


指示は一つだけ

❌ 「片付けて、手を洗って、座って」

⭕️ 「今は、片付け」


否定より肯定

❌ 「走らない」

⭕️ 「歩く」

よっちゃん
よっちゃん

言ってしまいがちな ❌ の例。でも、あなたも慣れれば大丈夫!


視覚的に伝わる合図

時間を伝える合図

  • キッチンタイマー
  • スマホの円が減るタイマー
  • 砂時計(3分・5分)

行動を伝える合図(例:指差し)

  • 座ってほしい → 椅子を指差す
  • 片付け → 箱を指差す

やっていい・ダメを伝える合図

  • 🔵 青:OK
  • 🔴 赤:STOP
よっちゃん
よっちゃん

指導者が共有できる小道具箱(セット)があると便利ですね!


よくある失敗(重要!)

  • 毎回合図が変わる
  • 合図 + 長い説教
  • 守れない約束を表示する
よっちゃん
よっちゃん

これらは避けてくださいね!


“急がせる” よりも「一緒にやろう!」と寄り添う声かけ

行動を始められない時

  • 「一緒に立とう!」
  • 「せーの!いくよ」
  • 「最初だけ一緒!」

切り替えが苦手な時

  • 「最後、一緒にやろう」
  • 「ここまで一緒」
  • 「終わりまで一緒」

感情が高ぶっている時

  • 「ここで一緒に座ろう」
  • 「一緒に深呼吸」
  • 「落ち着くまで一緒」

NGになりやすい「一緒に」

❌ 実は命令

  • 一緒にやろう(立って見せる)
  • 一緒にやろう(途中で離れる)
よっちゃん
よっちゃん

本物の「一緒」は、“同じ姿勢・同じ動作・同じ時間” です!


まとめ

このような工夫がとても大切だと感じました。

今では「早く!」ではなく「ここに立ってみよう」とか「一緒に準備しよう」といった言葉を意識しながら、姿勢にも気をつけて使うようにしています。すると、子どもも安心して動けることが増えてきました。


指導に携わる方の中には、私のようについ焦って強い口調になってしまう方を見かけます。

でもこれからは、今回お話ししたような配慮をすることで、未就園児や月齢の低い子・発達障害の特性のある子・グレーゾーンといわれる子どもたちから、今まで以上の笑顔が返ってきます!


こうした内容を、私と同じように指導に悩むコーチや先生・保護者の方々へ “ほっとする” ような、温かいヒントをお届けできればと思っています。そして、多くの方と共有できたら嬉しいです

最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!


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