〜 よっちゃんの ひとことコラム 〜
『 動けない時間も、その子の大切な “準備時間!” 』
子どもがその場で固まって動けなくなると、指導者として “声をかけなければ” あるいは “動かさなければ” と、つい焦ってしまいます。
けれど、その “動けない時間” は、サボっているわけでも、やる気がないわけでもありません。
発達障害の特性のある子どもは、周囲の音、視線、言葉、空気の変化など、多くの刺激を一度に受け取っています。
その情報を整理するために、体が止まってしまうことがあるのです。
そんなときに必要なのは、行動を促す言葉よりも “ここにいて大丈夫だよ!” という安心のメッセージです。
静かな距離感、穏やかな表情、ゆっくりした動き。
それらすべてが、子どもにとっての “安心のサイン” になります。
子どもが一歩動き出した瞬間だけが成功なのではありません。
動けずに立ち尽くしていた時間も含めて、その子にとっては大切なプロセスです。
動かそうとする指導から、安心をつくる関わりへ。
そう視点を変えたとき、子どもは自分のタイミングで前へ進み始めます。
私たち大人も同じですね。
誰かがそっと「大丈夫」と言ってくれるだけで、少しずつでも確実に前に進める。
今日も、だれかを安心させる笑顔で過ごしてみませんか。

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